「優秀な若手の共通点」をテーマにした内容も、今回が最後になります。
♦諦めが悪い
任せた業務を失敗させたとしても、
成功するまで、
あるいは中止命令が出るまで、
試行錯誤しながら実行し続ける気負いがあるかどうか。
PDCAを回す実行力や、
OODA的な判断力があったとしても、
成果へのコミット、つまり「しつこさ」がなければ、
現代のビジネスで継続的に成果を出し続けることは容易ではありません。
♦言い訳を言わない
物事の結果には、外部要因と内部要因があります。
いつまでも外部要因の責任にしていては、同じ結果を繰り返します。
例えば、遅刻した原因を
いつまでも公共交通機関のせいにしているのと同じです。
外部要因は、自分の力ではどうにもならないこともあります。
だからこそ、すべての要因を自分自身の課題として捉え、
言い訳をしないかどうかが重要です。
「自分にはどうにもできなかった」と考えるのか、
「自分にできることはなかったのか」と考えるのか。
この違いは、長期的に見ると大きな差になります。
♦会社が好きかどうか
経営者のことが好き、尊敬している。
それ自体は、とても良いことです。
経営者を好きになってくれる社員が多いことも、
組織にとっては大切なことだと思います。
ただし、幹部候補を見極めるときに、
「自分のことを好きでいてくれる社員」を選ぶのは違います。
経営者が好きな社員は、経営者の考えや言葉を大切にします。
一方で、会社が好きな社員は、
「この会社をどうすればもっと良くできるか」
「会社にとって何が最適なのか」を考えます。
そして、会社を成長させたいと思うからこそ、
そのために必要な自分の能力を高めようとします。
経営者への好意ではなく、
会社そのものへの愛着がある人のほうが、
組織を成長させる視点を持ち、自分自身も成長し続ける傾向があります。
私は、幹部候補を選ぶうえで、この違いは非常に重要だと考えています。
いかがでしたでしょうか?